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2009年06月30日
K-7その4
今回はカメラに登録されているレンズを付けた時、そのレンズの特性を補正する機能のテストです。
画像の周辺でよく見られるのですが、明るい色のものの回りに、赤や青の縁取りが付いてしまうことがあります。それを補正してくれる機能です。
暗い背景に白いものを写した方が目立つと思うので、いつもAVラックの上から私を見下ろし、地震があると真っ先に転げ落ち、危険を知らせてくれる葉月さんがモデルです。
転げ落ちるので少し汚れてます^^;
レンズは引き続きDA★16-50を使用し、50mm側で撮影しています。
ネコ耳のあたりに色収差が見られるようなので、そこを等倍で切り出してみます。
※大きな画像はこちら(約4MB)
ネコ耳の右側にうっすらと青い縁取りが付いているのが分かるでしょうか。
実売10万円のレンズでもこんなものです……orz
次に補正をONにすると、
※大きな画像はこちら(約4MB)
青の縁取りがかなり押さえられました。
……ちょっと微妙?^^;
ホントはすごく雰囲気の良い写りだけど、ちょい色収差が大きめのFA77limitedとかで試してみたいのだけど、この機能はデジタル用レンズじゃないと使えないんだよなぁ。おしい……。
投稿者 masaru : 20:56 | コメント (0) | トラックバック
2009年06月29日
K-7その3
昨日のK-7、ISO感度によるノイズテスト、実はデフォルト設定だったため、ISO800より上の感度ではノイズリダクションがONになっていました。
比較としてはちょっと失敗。
そんなわけで、今回はノイズリダクションのテストを。
ISO1600設定にて、ノイズリダクション(以下、NR)を変化させながら撮影してみます。
下の画像はその中から同じ場所を等倍で切り抜いたものです。
まず、比較のため、ISO100(もちろんNR OFF)の画像。
※大きな画像はこちら(約4MB)
すっきり綺麗です。
ノイズ比較のため、水着、ペンダントの紐、髪(や影)が確認できるところを選んでみました。
次に、ISO1600、NR OFF。
※大きな画像はこちら(約4MB)
NR OFFなので当然ノイズでガサガサ。
……と思ったのですが意外とOKなのでは?^^;
そして、ISO1600、NR 弱。
※大きな画像はこちら(約4MB)
NR OFFの画像より、緑や赤のいわゆる色ノイズが減った感じですね。
ISO1600、NR 中。
※大きな画像はこちら(約4MB)
先日と同じK-7のデフォルト設定。
ノイズがかなりつぶされた印象です。
最後に、ISO1600、NR 強。
※大きな画像はこちら(約4MB)
ぼかし処理が入ったような絵になりました。
ただ、「ボケボケになって質感もなくなるだろう」と予想していたのですが、意外や意外、紐なども質感が残っています。
見比べてみると、やはりデフォルトのNR 中が良さそうな感じですね。
と書いてみたのですが、「質感」を確認するなら、フィギュアでなく、ドールの方が良かったかな……^^;
投稿者 masaru : 23:39 | コメント (0) | トラックバック
2009年06月28日
K-7その2
せっかくの日曜ですが家の都合で外に出られず……。
充電が終わったK-7、結局暗くなってから部屋で出来るテストのみとなりました。
開封もせずにほっておいたシャナたんをモデルにしてみます。
基本的な撮影条件は、
・カメラ:K-7
・レンズ:DA★16-50(50mmでの撮影)
・その他
モード:P、記録サイズ:10M、画質:JPEG★★★、ホワイトバランス:オート、感度:ISO100、画像仕上げ:ナチュラル、手ぶれ補正:OFF(三脚使用)、ライティング:普通の部屋の蛍光灯、露出補正無し
私は最大画素の14Mではなく、10Mモードをメインにする予定なので、10Mモードでテスト撮影を行いました。
各リンクからオリジナルサイズの画像をダウンロードできます。ファイルサイズは4MB~6MBになります。
10Mメインとはいえ、最大画素のテストもしておかないと……
・最大画素(14Mモード)
……早速ホットピクセルが見つかる始末orz
続いて、ISO感度によるノイズを見ていこうと思います。
・ISO100
・ISO200
・ISO400
ISO400あたりからノイズ分が目立ってきます。ありゃ、意外と高感度ノイズ多めかな、
・ISO800
・ISO1600
と思ったのだけど、ISO1600でも意外と健闘していますね。
・ISO3200
ISO3200は非常用かな。
次のサンプルからピント位置がずれてしまいました。モード変更・撮影、と機械的に行っていたので気がつきませんでした。失敗。
なんでマニュアルフォーカスモードにしていなかったんだろうorz
それはともかく、
・D-Range設定
ハイライト補正、およびシャドー補正をONにしました。上のサンプルで見られる白飛びなどが押さえられてます。
トーンカーブによる補正なのでインチキといえばインチキなんだけど、JPEGメインな自分には嬉しい機能かも。
・HDR(High Dynamic Range)撮影
露出を変えた3枚の写真を合成して、広いダイナミックレンジの画像を作り出すモード。
撮影対象によってはおもしろい絵になるのですが、シャナはなんか地味に……
続いて画像仕上げの確認。
・鮮やか
K-7のデフォルト設定です。
ぱっと見、綺麗な画像なのですが、なんか背景のざらつきまでアップしている感じ……。
・人物
・風景
・雅
鮮やかです。
撮影対象によっては見応えのある絵になると思います。
・ほのか
K-7で始めて採用されたモードです。
使いどころに困る感じ^^;
以上はホワイトバランスをオートで撮影してきました。
K-7になって、今までのPENTAXのデジカメより、各光源で白を白に写すように設定されたそうです。
そんな中で、CTEというモードがあり、これは光源の色の方に逆に引っ張るらしいです。
夕焼けの赤はさらに赤く、森の緑はさらに緑に、とのこと。
・ホワイトバランスCTE
背景の色に引っ張られました^^;
そしてまた明日から仕事なので、また週末まで撮影機会がありません。
部屋の中で出来るテスト、あといくつかありそうなので、時間があれば。
投稿者 masaru : 21:50 | コメント (0) | トラックバック
2009年06月27日
k-7届いた!
予約しておいた PENTAX K-7、無事発売日に届きました。
わくわくしながら箱を開け、早速電池充電。
説明書を読みながら……。
え? 充電390分かかるって!?
夜になってしまうってばorz
とりあえず、ストラップ、レンズを取り付け、K10Dと並べて記念撮影。
左がK10D(レンズはSIGMA17-70)で、右がk-7(レンズはPENTAX DA★16-50)。
ペンタ部って言うのですかね、PENTAXロゴの上の部分。
K-7、ここが昔懐かしい形に戻っているのが好印象です。
充電1時間で無理矢理中断し、本体にセットし軽くテスト。
レンズSIGMA17-70を付けて、あちこちピント合わせてみると、K10Dは「ギュー、ギュッ、ククッ、ピピ!」てな感じですが、K-7は、「ギュン、グック、ピピ!」と、力強く、微妙に早くなってるっぽい。
特に机の下など暗い部分で試してみたところ、K10Dが随分悩むのに対し、K-7はそれほど遅くなってない印象。
さて、充電再開して、テストの続きは明日かな……。
投稿者 masaru : 13:59 | コメント (0) | トラックバック
2009年06月09日
メインPC新調
メインで使用しているPC、作ってからもう3年近くになり、そろそろ新しいPC作ってみたいなぁ、なんて思うようになっていました。
いや、性能に不満はないのですが^^;
また、
・なんかPC筐体って無駄にデカくて邪魔
・ずっと2台体制だった光学ドライブ、1台で問題ないよな
・FDDなんて使う機会が無いし
・昔と違ってPCI等のスロットに挿すボードもほとんど無いわ
とか考え、
MicroATXで作ったら、それなりのものが少し安めで作れるんじゃないかな?
とか思っちゃったらもう欲しくなってしまいますw
筐体は、abeeのsmart330Tがデザインも良く、HDD回りのエアフローも優秀そう、と選択。
マザボは、ギガバイトのGA-EG45M-UD2HのUltra Durable 3とか良さそうかな。
CPUは、ちょっと無理をして、Core2Quadの9550s。低消費電力(65W)版。
ビデオカードやHDD、光学ドライブは変更無し。
久しぶりに出かけた秋葉原(なんかメイド喫茶が異常に増えててびっくり)で無事ゲット。
組み立て後、なんの問題もなく起動しました。
OSはWindowsXPを再インストールせずにそのままです。念のためIDEのドライバは削除してから移行しました。
5インチベイの一番上がBlu-rayドライブのLF-PB371JD。
ベゼルをおまけでもらったのですが、イマイチ立て付けが悪く、ぴったり閉じてくれません。そのうち調べて直してみようと思います。
2番目は空きで、3番目が3.5 S-ATA HDD用のリムーバブルベイ。トレイ無しでドライブをそのまま差し込むタイプ。
3.5インチベイは、真ん中くらいに500GBの3.5 S-ATA HDD。データドライブです。
下の2.5インチベイにはOSが入ったSSDをセットしています。
このマザボの拡張スロットは上から、PCIe×1, PCIe×16, PCI, PCIの4スロットで、PCIe×16にビデオボード(GeForce9600GT)、一番下のPCIにキャプチャボードを挿しました。
しばらく使ってから、PCの場所を少し移動しようとすると、筐体の底が妙に熱い。え? なぜ底が?
筐体を開けて確認してみると、ビデオボードが触れないほど熱を持っていて、キャプチャボードも連られて熱々です。
こんな感じでビデオボード(のファン)とキャプチャボードの間が狭く、ファンが空気を吸い込みづらく、排気も抜ける余裕がない、ってことでビデオカードより下部に熱が籠もってしまったようでした。
ああ、MicroATXはこういう苦労があるのか……orz
とりあえず、ビデオボードのファンの位置のスロットカバーを外し、3.5 HDDの位置を一段上げ(写真は移動した後です。最初はマザボのメイン電源ケーブルをよけるため一段下に取り付けてました)て、熱気の移動経路を確保してみました。
その後は許容範囲かな、と思われる状態まで来ましたが、うーん、それでもキャプチャボードの寿命が縮まりそうだなぁ……。
あ、あとこの筐体について。
遮音シートの効果が絶大のようで、すごい静音PCになりました。
前面の吸気ファンはありませんが、前面下部の空気取り込み口に手を当てると十分に吸い込みがあるので安心です。
これで3.5、2.5インチベイが取り外し式だったら便利だったのに!
このPCも長く使っていける1台になったかな。