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2010年10月30日
あっぷ!
今回はRICOH CX4のマクロ撮影の話。
マクロ撮影で、小さなものをどれだけ大きく撮影できるのか!?
一般的に、ズーム付きのデジカメの場合、広角側では撮影対象にグッと寄れますが、望遠側では寄れないことが多いです。
つまり、望遠で大きく撮りたいのに、近付くとピントが合わず離れなければならないので、結局小さな画像になってしまうことがあるのですね。
CX4で試してみます。(今回は撮影対象がお札、ってこともあり、念のため元データはupしません)
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まず、最大望遠の300mm相当(35mm換算)で出来るだけ近づいてみます。
ここまで近づけました。説明書では28cmまで近づけるとのことです。
周辺部分は結構流れてますね。
中心付近を等倍で切り出してみると、
こんな感じです。
10000の下のラインはNIPPONGINKOって書いてあるんですねw
次に、200mm相当。
10cmまで近づけるとのこと。少し大きく撮影できました。
等倍は、
次に、105mm相当。
4cmまで近づけるとのこと。またさらに大きく撮影できました。
等倍は、
そして、50mm相当。
あれっ、暗い!
横から見てみたところ、
でした……。
これじゃ撮影できません。説明書では1cmまで近づけるとの事ですが、もはや意味なし!w
投稿者 masaru : 23:34 | コメント (0) | トラックバック
2010年10月28日
高感度ノイズとシャープネス
私のデジイチK-7、高感度時のノイズが多めなのは事実です。過去のエントリーで何度かテストもしてきました。でも、そういう苦手分野も、設定や使い方で上手く付き合っていけるといいですね。
先日のRICOH CX4のテストで使ったシルバー王女のお人形。K-7でも比較のために同じお人形を使ってテストしてみました。
高感度テストとしての結果は過去のエントリーと違いが無いので省きます。
ただ今回、ちょっと気になっていた、高感度時ノイズが発生してる条件でのシャープネス設定、について確認してみました。
K-7には、シャープネス設定に、通常のシャープネス、ファインシャープネス、ファインシャープネス2という3つのモードがあります。
ファインシャープネスは通常のシャープネスより細かい単位でシャープ調整をするそうです。ファインシャープネス2は、ファインシャープネスの効果を高めたものだそうです。
で、細かい単位でシャープ強調すると、高感度ノイズまで強調するんじゃないか、って考えられるんですよね。
そういうわけで、テスト。
ISO1600にて撮影。髪と目、肌が一度に写っているあたりを等倍で切り出してみます。
例によって、写真の下のファイル名をクリックすると元データを表示できます。(ファイルサイズは5MB弱です)
まず、ファインシャープネス2。
(ISO1600_NR2_FS2.JPG)
私が基本的に使っているモードです。シャープネス設定値は私が常用している-1です。
次は、ファインシャープネス。
(ISO1600_NR2_FS.JPG)
これもシャープネス設定値は-1。
続いて、通常のシャープネス。
(ISO1600_NR2_S.JPG)
同じように設定値は-1。
やはり通常のシャープネスの方がノイズは目立たないような感じがしますね。
今回、高感度ノイズリダクションを「中」のままテストしたので本来のノイズの出方では無いと思います。ただ「いつもの自分の設定でどうなるか」を確認したかったので。(シャープネス設定値-1もそうです)
実使用では滅多に高感度設定は使わないのですが、夜景などを撮影する機会があったときは、この点を思い出せたらいいな、との結論です。
投稿者 masaru : 21:51 | コメント (0) | トラックバック
2010年10月27日
R8からCX4へ・おまけ
前エントリーのおまけ、というか……。
なにわかりきったことを、とか言われそうですが、コンデジであるCX4と、デジイチのK-7の画質を比べてみようかな、みたいな。
いや、デジイチの方が画質がいいってのは誰もが知ってると思いますが、実際のところどんな具合なの? と言われると、意外とぱっと比べられるところが無いようで。
そんなわけで、CX4とK-7で出来るだけ同じような絵になるよう撮影してみました。
CXシリーズが得意だとされているマクロモードで比較してみるため、やっぱり撮影対象はフィギュアです。
撮影画像から、今回も顔のあたりを等倍で抜き出してみました。
画像下のファイル名をクリックすると元データを表示出来ます。(ファイルサイズは3MB~4MBです)
まずCX4。
(CX4_RANKA.JPG)
ほぼデフォルト設定です。ISOは100。焦点距離は50mm相当です。
続いてK-7。
(K-7_RANKA.JPG)
K-7のデフォルトは「鮮やか」モードなのですが、CX4の方が標準モードで、見比べてもK-7は「ナチュラル」モードの方が良さそうなので、そちらで撮影しました。
で、焦点距離の方、間違って50mmで撮影してしまいました。こちらも換算で50mmにしなければ同じ画角にならないのに。
また、絞りはCX4の被写界深度に近づけるため、F16まで絞っています。ISOは100です。
自分でも、あらためて比べてみると、結構な違いに驚きです。
投稿者 masaru : 00:45 | コメント (0) | トラックバック
2010年10月26日
R8からCX4へ
またかよ、どうして、なんのために? と言われて当然なのですが、またコンデジ買い換えました。
これまでの RICOH R8 から RICOH CX4 にチェンジです。
左側が新しいCX4、右側がR8です。
見た目は代わり映えしませんw
ちなみに後ろにあるのは、35mm一眼用の28-300mmレンズです。ズーム範囲ではCX4と同じですが、この大きさの違い!
R8は手放す予定ですが、両方持っているうちに比較テストをしてみたいと思います。
CX4は最近はやりの裏面照射型CMOSです。高感度に強いという触れ込みです。というわけで、R8とのISO感度別の画質比較を行ってみました。
続きは、続きを読むへ
例によって、またシルバー王女に登場してもらいます。
各種ISO感度設定で撮影した写真から、目と前髪のあたりを等倍で抜き出してみます。各画像、R8, CX4の順で並べます。また、画像下のファイル名をクリックすると元データを表示出来ます。(ファイルサイズは3MB前後です)
まずはISO100での比較。
(R8_ISO100.JPG)
R8の方、やたらシャープが効いています。これは発売当時から指摘されてまして、私は撮影設定を「ソフト」に変更していました。(今回は比較のためにデフォルトに戻しています)
そのシャープの強さのせいか、ISO100にしてはノイズが強めです。
CX4の方は対してソフトですね。(これもデフォルトのままです)
R8と並べるとピントが合ってない感じがしちゃいます。(たぶん合ってるはずだけど)
続いてISO200。
(R8_ISO200.JPG)
やっぱりR8はシャープの強さが裏目に出てる感じです。
ISO400。
(R8_ISO400.JPG)
R8の方、かなりノイズが現れました。ただ、この程度ならプリンタでの印刷やディスプレイでの全体表示ではほとんど気になりません。
CX4の方はまだ平気ですね。
ISO800。
(R8_ISO800.JPG)
R8の方はもう実用的じゃないですね。どうしてもストロボが使えないときの保険的な使い方になるでしょうか。
CX4の方は、少々荒れましたがまだディテールを保ってます。
ISO1600。
(R8_ISO1600.JPG)
R8は電波がよく入らないアナログテレビのようになってしまいました。これはちょっと使えないです。
CX4は荒れ、というよりはディテール潰れになってきました。髪の毛などが塗りつぶされて来ました。
とはいえ、まだ十分実用出来そうです。
最後、ISO3200はCX4だけの設定。
(CX4_ISO3200.JPG)
かなりディテールが潰れました。色味の荒れはさほど出ていないので、強いノイズリダクションの効果だと思います。
常用はしたくないですが、いざというときは使っても問題無さそうですね。
あ、CX4の方、ノイズリダクションの設定はデフォルトの「AUTO」にしています。
この設定も切り替えながらテストするべきかもしれませんが、コンデジは手軽に撮影するためのもの、と思ってるので、オート中心のテストで良いだろうと考えました。
実使用もこんな感じです。
投稿者 masaru : 18:45 | コメント (0) | トラックバック
2010年10月20日
24時間稼動の末に
ウチの店の防犯カメラの録画用に、マウスコンピューターのLM-M100Sを使っていることは下のエントリーでも書きました。
「壊れたらどうしよう」と書いたところ、あっけなく壊れましたw
しかし心配してたHDDの故障ではなく、どうもマザーボードまわりっぽいです。
保証も切れてますので開けてみたところ、
なんか、電解コンデンサが膨らんでる感じがします。(茶色のヤツがどれも)
中身は漏れてはいないようですけど、これが原因でしょうか?(写真をクリックすると拡大します)
この写真を、いつも各種機器の改造等でお世話になってる友人に見せると、「電コンの容量抜けだろうから、取り替えれば動くと思うよ」とのこと。
お願いすると、二日で戻ってきて、無事起動を確認です。
余計な出費にならずに済みました。ありがとうございます!
とかやりとりをしてたら、別な友人から「同じPCがこないだ同じ様に動かなくなった」との連絡。
マウスコンピューターのPCは、「連続稼働は保証外です」と言い切ってるだけあって、そういう使い方をするときっちり壊れてくれるわけですな。仕様通り、みたいなw
投稿者 masaru : 21:27 | コメント (0) | トラックバック
2010年10月03日
PCでラジオ受信
私の部屋ではFMやAMラジオを聴くことが出来ません。
以前は聴けたのですが、チューナー内蔵AVアンプ購入→単体チューナー引退→AVアンプ買い換え(チューナー無し)、という経緯で無くなってしまいました。
BGMはもっぱらCDやMP3ファイルなのですが、PCでの作業中とかいつもの音楽じゃないものを聴きたくなることもあるんですよね。
とはいえ、今更チューナーを用意してアンプに繋ぐのも面倒だし電気も食うし、ということでPC用のUSBチューナーを買ってみました。
購入したのは、novacのRadio Mate DX(NV-URA100DX)です。Macでも使えることと、amazonのレビューなどで感度が良いと言われてたことで選んでみました。
届いて箱から出してみると、
思ったよりでかいw(比較用に手前にiPhoneを置いてみました)
高性能アンテナ内蔵だからだとか。
とりあえずPCから離して棚の一番上に設置してみます。
ドライバやアプリケーションも問題なくインストールされました。
さっそく、地元のラジオ局周波数をセットして聴いてみます。
……あれ? 受信できない? 場所が悪いのかな、と本体を移動させてみます。
お、聞こえた。よしよし、と手に持ってたUSBケーブルを離すとまた受信不能に……。
これ、USBケーブルがFMアンテナを兼用してるタイプ?
USBケーブルを壁に引っかけてなんとか普通に受信できるようになりました。
えー? 本体のでかいアンテナはAMだけ?(まぁ、ループアンテナは普通AM用なんですが) しかもアンテナ外部入力もAMしかないじゃん。FMを感度よく聴くにはUSBケーブルを取り回さなきゃならないの?
それなら、どうせでかい本体だし、FM用のロッドアンテナを付けてくれれば良かったのに!
ちなみにAMは、ま、ここが田舎のせいもあって全滅です。ただ、ラジオ福島くらいは入ってもいいと思うんだけどなぁ。
結局、でかい本体(アンテナ)はウチではまったくの無駄になってしまったわけでw
あと気になったのは、どうもFMがステレオになってくれてないということ。
確かに受信レベルが低いときはモノラルになる仕様だそうだけど、そのせいなんだろうか? これはもうちょっと試してみないと結論でないけど。
(10/4追記)
novacにメールで問い合わせしたらすぐに返事が来た。早い。偉い。
やはりUSBケーブルがFMアンテナを兼ねてるとのこと。
また、FMがステレオになってないのは受信レベルが低いためらしい。
> 概ねRSSI 35~40dbuv 以上、SNR値は 20db 以上であればステレオになります。
と教えてもらった。
……全然足りないわ。この田舎はまったくもうorz
やっぱりFMアンテナの外部入力かロッドアンテナが欲しかったなぁ。