◆「またひとつたからもの」〜初夏〜
<作成:95/6/7 登録:96/2/17>


夏を前にして、親戚家族と南の島に来ている。人も少ないし、心地いい青空だ。
とはいえ、僕の役目は従妹の千恵美ちゃんのお守り。朝からこの子にせがまれて近くの海岸で水遊び。

「ねえ、千恵ちゃん、もうちょっと深い所に行ってみようか?」
「ううん、いい」
「……あ、恐いの?」
「ちがうもん。ここがいいの!」
「ふうん(^^」
僕がからかうように笑うと、千恵美ちゃんはちょっとうつむいて、それから照れたそぶりで話した。
「……ここには、とってもきれいなものがいっぱいあるの。わたし、みーんな宝物にするんだ」
宝物ねぇ……。そんな言葉を聞くのも久しぶりの気がするなぁ。
と、千恵美ちゃん、何か見つけたみたいだ。
「ほら、またひとつ、たからもの。これお兄ちゃんにあげるね」
きらきら輝く、貝殻、だろうか?
……僕の宝物っていったい何だろう。
「えへっ」
千恵美ちゃん、僕の方を見て微笑んだ。



うわわわ。ロリ〜な話になってしまった(^^;;;

今回は、練習junkのつもりで描き始めたのだけど、描いているうちに結構気に入ってしまい、連版(MASARUxx)にしてしまいました。
そんなわけで、いつもよりちょっと小さなCGですけど、そのかわりにJPEGの画質はあげることが出来ました。

さて、何の練習かというと、「透明水彩」のような塗り方だったのですが、描いているうちにだんだん塗りこんでしまい、結局、前回と同じような描き方になってしまいました。どうも、「アニメ塗り」が体に染み込んでいるようです(;_;)
あきらめずに、これからも挑戦してみます。


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