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2010年10月28日
高感度ノイズとシャープネス
私のデジイチK-7、高感度時のノイズが多めなのは事実です。過去のエントリーで何度かテストもしてきました。でも、そういう苦手分野も、設定や使い方で上手く付き合っていけるといいですね。
先日のRICOH CX4のテストで使ったシルバー王女のお人形。K-7でも比較のために同じお人形を使ってテストしてみました。
高感度テストとしての結果は過去のエントリーと違いが無いので省きます。
ただ今回、ちょっと気になっていた、高感度時ノイズが発生してる条件でのシャープネス設定、について確認してみました。
K-7には、シャープネス設定に、通常のシャープネス、ファインシャープネス、ファインシャープネス2という3つのモードがあります。
ファインシャープネスは通常のシャープネスより細かい単位でシャープ調整をするそうです。ファインシャープネス2は、ファインシャープネスの効果を高めたものだそうです。
で、細かい単位でシャープ強調すると、高感度ノイズまで強調するんじゃないか、って考えられるんですよね。
そういうわけで、テスト。
ISO1600にて撮影。髪と目、肌が一度に写っているあたりを等倍で切り出してみます。
例によって、写真の下のファイル名をクリックすると元データを表示できます。(ファイルサイズは5MB弱です)
まず、ファインシャープネス2。
(ISO1600_NR2_FS2.JPG)
私が基本的に使っているモードです。シャープネス設定値は私が常用している-1です。
次は、ファインシャープネス。
(ISO1600_NR2_FS.JPG)
これもシャープネス設定値は-1。
続いて、通常のシャープネス。
(ISO1600_NR2_S.JPG)
同じように設定値は-1。
やはり通常のシャープネスの方がノイズは目立たないような感じがしますね。
今回、高感度ノイズリダクションを「中」のままテストしたので本来のノイズの出方では無いと思います。ただ「いつもの自分の設定でどうなるか」を確認したかったので。(シャープネス設定値-1もそうです)
実使用では滅多に高感度設定は使わないのですが、夜景などを撮影する機会があったときは、この点を思い出せたらいいな、との結論です。
投稿者 masaru : 2010年10月28日 21:51
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